2010-05-18 第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
例えば高幡台団地を例にとります。商店などが入った団地のセンター棟である十一階建て二百五十戸の七十三号棟を取り壊すという話です。 URは、この七十三号棟は耐震強度が足りない、したがって、補強、改修もできないから解体、更地化するという方針であります。ことし三月末を移転期限として居住者には通知してきています。
例えば高幡台団地を例にとります。商店などが入った団地のセンター棟である十一階建て二百五十戸の七十三号棟を取り壊すという話です。 URは、この七十三号棟は耐震強度が足りない、したがって、補強、改修もできないから解体、更地化するという方針であります。ことし三月末を移転期限として居住者には通知してきています。
○藤本大臣政務官 今御指摘いただきました高幡台団地七十三号棟については、今、穀田委員がお話しされたとおりでありまして、耐震改修工事を行うのが困難であるということで建物を除去するということにしました。
○岩佐委員 私自身、日野市にある高幡台団地という賃貸の公団住宅に住んでおりまして、前回の一方的な値上げの中で最高七千円という家賃の値上げがありまして、いま三万二千円の家賃の住宅に住んでいるわけでございますけれども、実際に住んでいて、ちょっと強い雨風が吹けば雨漏りが必ずする。あるいは押し入れは結露といいまして湿ってしまうわけですね。布団を入れておいたらもうぐっしょりになってしまう。
○中村(茂)委員 住宅公団にお聞きいたしますが、高幡台団地については、きのうも参議院で赤桐議員からいろいろ指摘したわけでありますけれども、これをどういうふうにしようとしているかということについて答弁がございませんでした。
○澤田参考人 御指摘の高幡台団地の問題につきましては、譲り受け人に御迷惑をかけておる次第でございまして、まことに遺憾に存じております。床版にたわみが生じておるという問題を中心にしての欠陥問題でございます。それで、これをどうすればいいかということにつきましては、目下居住者の方とも協議検討中でございまして、詳しくは担当の理事から申し上げたいと存じます。
それからまたさらに、東京の高幡台団地でありますが、これにつきましてもかなりのいろいろな問題が出ていることが明らかになっています。亀裂が網の目のように走っておる、上から水が流れるというと下の階はたちどころに器がいっぱいになる。あるいはまた、床のコンクリートの厚さは十一センチであることが基準であるにもかかわらず、八センチないし九センチしかない、こういうものもあったそうであります。
前にもたびたび新聞に出まして、原因等も出ておりましたけれども、弁解がましいことを言うようでございますが、非常に建設の大量になされたころでございまして、私どもの方でもその当時十分な監督体制、検査体制をしいたつもりでございましたが、たまたまこの高幡台団地のスラブ問題については、予想される原因はコンクリートのスラブを支えておりますサポートを盛りかえるという作業がございます。
ただ全部の団地にということはなかなかできませんが、いま問題になりました高幡台団地につきましても、早速検査の見直しをやっておりまして、原因調査の進みぐあいと並行しまして、われわれは今後の検査の参考にしていきたい、このように思っております。
○参考人(澤田悌君) 高幡台団地につきましては、御指摘のような欠陥が生じまして、新聞にも大きく取り上げられた。四十七年ころであると思います。
また、日本住宅公団高幡台団地、これは日野市の分譲住宅でございますが、入居後半年にして天井がたわんでひび割れをしたために二十戸が六カ月間疎開する、その間に総点検をするというような問題があります。
さらに団地の中にはモルタルが上から落ちてくるような事故も起こっておりますし、これは日野高幡台団地に四十六年の二月事故が起こりまして、調査によると、引き続き相当被害が広がる見込みがある。ベランダが全部落ちてしまうような、明らかに手抜き工事と見られるそういう現象が方々にあります。現在つかんでいるこの実態を簡単にひとつ御説明願いたい。